わきがと国民性

ここではわきがと国民性について詳しく考えてみましょう。日本人は世界的にも非常にきれい好きとしてしられています。外国にもお風呂の習慣はありますが、入浴時間・お湯の温度などの点で、日本ほどに体の赤を徹底的に落とすものとは、なっていません。

また、国民性によって体質からして汗の量が違います。中国人はより汗の量がすくないのですが、欧米の白人よりはずっと少なく、黒人よりははるかに少量です。人種などによるこれらの体質の違いは意外と知られていないことではないでしょうか。

食生活が大きく体質を左右しているようで、肉食の多かった白人や黒人は、体質としてわきがを持ちやすい発汗量の多い人種といえます。

それに対し、植物性の食物を摂取してきた農耕民族の日本人は、代謝の関係で発汗量が比較的少ない部類です。ただし、最近は食生活の欧米化の影響で、わきが体質の人も増えている傾向にあるようです。

わきがを持つ人の少なさは良いことだけではありません。過半数以上がわきが体質で、体臭のあることになれている欧米人に比べて、日本人は体臭を持つ人が少ないからこそ、余計に体臭を気にしてしまう傾向にあります。

そのため、わきがに対する反応も日本人と欧米人とでは、大きな違いがあるといいます。日本人の場合はわきがであれば学校や会社の人から少し白い目で見られたりなどということもききます。日本ではわきがの対策や手術が商売として成立するのも上記のような事柄が関係しているのでしょう。

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