加齢臭とは-わきが＠NAVI-

＜わきがとは＞
わきがは、脇の下から発生する特有の臭いで、脇の下のアポクリン汗腺が最も大きくかかわっています。ワキの下には、アポクリン汗腺・エクリン汗腺・皮脂腺という分泌腺があるのですが、アポクリン汗腺からの汗の成分と、皮膚表面の常在菌が混じり合って、これが皮膚の表面の雑菌によって分解され、低脂肪酸やアンモニアなどに変化して独自の臭いが発生するのです。

ワキガは遺伝的なものと生活習慣に左右される体質的なものとがあります。このため、単に清潔にしておけば臭わないというものではありません。また、季節なども関係してきます。高温多湿の日本、特に梅雨の時期は、脇の下がムレやすいので、ワキガも発生しやすくなります。

よく、日本人と比べて欧米人はワキガが強い、と言われますが、これは、食べるものが原因のようです。肉や乳製品を多く食べる欧米人は、摂取するカロリーがオーバーしがちで、余計なカロリーを皮下脂肪に蓄えられます。

皮下脂肪はアポクリン汗腺や皮脂腺を刺激し、働きを活発化させてしまい、ワキガを多く発生させるわけです。食生活が欧米化する日本では、最近はワキガに悩む人も増えています。

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