わきが手術で治療2

【剪徐法】わきの下の皮膚に数センチの切れ込みを入れ、皮膚をめくり、医師がひとつひとつアポクリン腺を取り除いてゆきます。わきの下に数本の傷跡が残るというデメリットがあります。これは高度な技術が必要なため、手術も長時間に及び費用も高額になります。

【超音波治療法】わきの下にある皮膚を数ミリメスで小さく切り開き、超波発生器具を挿入して汗腺類を破壊し吸引、除去する方法です。超音波の周波数をコントロールすることで汗腺のみを破壊できます。縫合は1針ほどで、手術時間も約30分程度で日帰り手術が可能という、現在大変注目を浴びている最新の治療法です。

【皮下組織吸引法】わきの下の皮膚に小さな穴を開けて細い管を突き刺し、汗腺を吸いだしてしまいます。傷跡はほとんど残らずに済みますが、根治は難しいといわれています。

【皮下組織削除法】わきの下の皮膚に切れ目を入れ、そこからはさみのような専用器具で皮膚の裏側の組織を汗腺ごとそぎとってしまいます。術後の跡が残りますし、手術後も入院して両腕を固定しておく必要があり、それなりの覚悟が必要な治療法です。

【皮下組織掻爬法】わきの下に数センチの切り込みをいれ、キューレットをさしこんで汗腺を掻きだす治療法です。皮下組織削除法と同じく、入院が必要となります。

このように、わきがの手術にはいろいろな方法があります。信頼できるクリニック選び、それぞれの方法のメリットデメリット、費用や入院の要不要など事前に十分調べておいたほうがよいでしょう。いずれにしても両脇で40万円ぐらいの費用は見込んでおいたほうがよいと思います。手術はやはり高額になりますね。

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